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アジェンダ アグリコーラ モントナーレ初来日勉強会

 

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2013年11月13日に来日したジレリ・ロベルトさん(イタリアのルガーナの生産者「アジェンダ アグリコーラ モントナーレ」)による勉強会の模様です。

勉強会の内容を簡単にまとめました。

 

北イタリア

北イタリア全体のマップ。ルガーナはアルプス山脈の麓にあるのがよくわかります。

 

ルガーナ

ガルタ湖の南に位置するルガーナ。

写真からはわかりませんが、ロンバルディアとヴェネトにまたがったワイン産地です。

 

<ルガーナについて>
 イタリアでもっとも小さなDOCの一つです。全体で約1100haの栽培面積。ヴェネトとロンバルディアにまたがったエリアです。現在85の生産者があり、ほとんどが個人経営でコペラティブはありません。モントナーレは20ヘクタールのワイン畑を保有しており、地域では中堅の生産者。トゥルビアーナ Turbiana(トレッビアーノ ディ ルガーナ)を中心にメルロ、カベルネソーヴィニョンを栽培しています。また40ヘクタールほどの土地を遊休地として保有していて、将来的にはブドウの栽培を行う予定です。

 

図1

<トゥルビアーナ>

 ルガーナで栽培されている地場品種です。国際的に通じる名前にすべく、トレッビアーノ ディ ルガーナと呼ばれていますが、トレッビアーノとは全く無関係のブドウ品種です。ミラノ大学がDNAを調べたところ、ヴェルディッキオに近い品種であることが判明しました。※(モントナーレのロベルト氏によるものです。ルガーナの生産者により何代にもわたり交配を続けることによる、独自の地場品種であるという説もあります。)ロベルトさんは、トゥルビアーナという名に誇りを持っていて、日本でトゥルビアーナと呼んでもらいたいと思っています。

 

<モントナーレ村>

 モントナーレはガルダ湖の南にある人口160人ほどの小さな村です。商品名のモントーナルは地元の人の呼び方でいわゆる方言です。

 

 

図1

<ルガーナの土壌について>

 1万8000年~7万5000年前の氷河期に、アルプス山脈を起点とする氷河が地層をえぐり、ガルタ湖を形成しました。この湖の最深部は300m。氷河期が終わると溶けた氷の水がえぐられた土壌に溜まりガルタ湖を作りました。ルガーナのあるガルタ湖南はまさしく氷河の終着点。氷河期が終わると、土壌に石灰と塩を含む粘土を残していきました。これが現在のルガーナの土壌となっています。

 

<モレーン土壌と粘土質土壌> 

 モントナーレの所有する畑は粘土質土壌に覆われています。氷河が谷を削りながら造ったいわゆるモレーン土壌は小高い丘に集まり、粘土質に比べよりライトなイメージのワインを造ります。一方、ルガーナの粘土質は生アーモンド(杏仁)のニュアンスのある香りと、厚み、暖かさミネラル、穏やかな酸が中心になり、非常に官能的なワインを造り出します。土壌の起源や位置的には非常に近いモレーンとクレイ土壌ですが、対照的なワインを造りだすところが非常に面白いところです。

 

<ガルタ湖>

 イタリアでもっとも広い湖で、氷河が解けた後にできた湖です。最深部は300m。湖畔には高級別荘地、レストランが立ち並び、ドイツから多くの観光客がやってきます。そういったことから、ドイツではルガーナのワインがよく知られ、たくさんのワインが輸出されています。地元ではガルダ湖でとれた魚が多く食べられ、BRANZINO(ヨーロピアンシーバス)。SARDINA(イワシに似た魚)、ANGUILLA(ウナギ)、Coregone(ホワイトフィッシュ)が有名です。夏に温まった湖のおかげで冬もそこまで寒くはならず、20km離れた市域で雪が降っていても、ルガーナは雨が降っていることもあるそうです。アルプス山脈

 

 

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

今後も生産者が来日した際は勉強会の模様をできる限りお伝えできればと思っております。

 

アジェンダ アグリコーラ モントナーレ

http://azumacorp.jp/category/winery/italy/lombardia/winery300115/?page_side=italia

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