ワイナリーの設立は1957年、ヴェネツィアの北西60kmほどにあるモンテベッルーナの街（トレヴィーゾ県）に拠点を構えています。プロセッコの産地としても有名なトレヴィーゾ県はその美しい土地、風土を持ち、歴史的にも豊かな自然が広がる地域です。 葡萄畑はモンテベッルーナの近くのモンテッロとアゾーロの美しい丘にあり、砂利質土壌で丘陵地帯のため水はけもよく、スプマンテの主要品種グレーラから造られた良質なDOCGプロセッコを産出しています。協同組合として600ヘクタールもの広大な葡萄畑を所有しつつも、葡萄の栽培や収穫は手練れの農業従事者により低収量高品質に重きを置いています。ISO国際規格を取得するこのワイナリーでは徹底された品質管理の下、醸造が行われています。酸化劣化を防ぐため、収穫された葡萄は外気にさらすことなくすぐに除梗とプレスを行います。そしてステンレスタンクにて温度管理を行いながらシャルマ方式の発酵が始まります。こうして、こちらのグレーラ・スプマンテ・エクストラ・ドライは上級格付けであるプロセッコにも引けを取らない、力強く細かい泡立ちをしたエレガントなスパークリングワインに仕上がっています。 残糖は15g/l。辛口です。 ガス圧 4.7気圧のシャルマ方式。