カシーナ・イ・カルピーニ
Cascina I Carpini

~トルトーナの丘~ DOC Colli Tortonesi ピエモンテ州東部の町 トルトーナ。昔からミラノとジェノバ、トリノとボローニャを結ぶ街道の要所にあたり、ピエモンテ、ロンバルディア、エミリアロマーニャ、リグーリア4つの州の異なった文化の影響があります。 ~Timorasso ティモラッソ種~ ピエモンテ州トルトーナ原産の地ブドウ。生産農家は30件以下で総栽培面積50haのレア葡萄。房は小さく、小粒で粒どうしが離れて実ります。ヴェルメンティーノやリースリングそして白にもかかわらずネッビオーロと比較されるキャラクターを持ち、フローラルな香りと高い酸を保ったまま 複雑さを伴うフルボディになることで知られます。 ~ピエモンテの希少種 ティモラッソ種~ 10~15日間の醸しを行う フルボディの白ワイン ■生産者 1998年にパオロ ギスランディ氏がトルトーナの東、Pozzol Groppo ポツォール グロッポの丘にある、手付かずの自然を自力で開いたワイナリー。元大手企業のディレクターだったパオロ曰く「ワイン生産者になることは夢以上に 渇望に近いものだった」 そうで、現在は物質的な充足から決別し、大自然の真っただ中で家族と共にナチュラルワイン造りに没頭しています。 所有面積は10ha。畑の標高は約400m。地質は粘土石灰質。密植度は5,000~6,000本/ha。 畑では生態系と生物の多様性の維持、土壌の微生物の状況把握に常に気を配り、硫黄と銅以外は畑に撒くことはありません。パオロ氏曰く、一般的なオーガニック栽培以上に自然な農法とのこと。地下15mに温泉水が流れています。そのせいでとても水はけが良く、土が湿度を低く保てるのでベト、ウドンコ病のリスクが数なく、一方で干ばつなどでも根に必要な水分は保持でき、ユニークなミネラルバランスを土壌に与えるそうです。 ~醸し発酵~ ティモラッソは酸が強く、パワフルで耐久性があり、時として最良の黒葡萄と共通した面が見られるそうです。そしてその最良の醸造法はエリアとしても確立していず、生産者ごとに様々なスタイルがとられています。彼は醸し発酵を行うことにより、果皮に含まれるブドウのキャラクターと色素が含まれている天然の酸化防止剤を引き出し、余計な添加物を加えず 長期熟成できる白ワインを理想としワイン造りを行っています。

カシーナ イ カルピーニ コッリ トルトネージ ティモラッソ DOC2021
原産地呼称等:DOC コッリ トルトネージ|色:白 容量:750ml|種類:スティルワイン|希望小売価格:3,000円(税抜)|品種:ティモラッソ100% |JAN:8056539580034

ピエモンテ南東部、トルトーナの丘で育まれる希少種は高貴品種として認知され、最近では大手有名ワイナリーも参入するほど注目されています。 2日間のスキンコンタクトの後、野生酵母で発酵。

カシーナ イ カルピーニ チンクアンタグラディ ティモラッソ グラッパ2013
原産地呼称等:グラッパ|色:白 容量:500ml|種類:スピリッツ|希望小売価格:7,600円(税抜)|品種:ティモラッソ100%

チンクアンタグラディとは「50度」を意味します。ゆっくりと蒸留して得られたティモラッソの繊細な香りを感じることができます。

カシーナ イ カルピーニ コッリ トルトネージ バルベーラ DOC2019
原産地呼称等:DOC コッリ トルトネージ|色:赤 容量:750ml|種類:スティルワイン|希望小売価格:3,000円(税抜)|品種:バルベーラ100% |JAN:8056539580058

1926年に植えられた標高320mのSan Lorenzo区画に育つ老木のバルベーラを野生酵母で仕込みました。発酵、熟成は共にステンレスタンクで行います。年間生産量3500本。

カシーナ イ カルピーニ ブルーマ ダウトゥンノ2013
原産地呼称等:DOC コッリ トルトネージ|色:赤 容量:750ml|種類:スティルワイン|希望小売価格:4,700円(税抜)|品種:バルベーラ100%

生産者がこだわった長期熟成バルベーラ。生産者の最上区画で育った古木のバルベーラを野生酵母で発酵させ、フレンチオークで36か月熟成。さらにボトル内で72か月熟成後に出荷。