アオトン・ワイナリー
Aoton Winery

アオトン・ワイナリーがあるのはアテネとアテネ国際空港の間に位置するパイアニア村。ハイメトユス山の東側です。ワイナリーは1936年からあったという記録がありますが、現在のオーナーは2代目のギニス・ソティリス氏。ギリシャ国内の醸造学校で唯一のアテネ農業学校を卒業し、祖父からワイナリーを引き継いでいます。 乾燥した海風が吹くアティカ半島ではブドウの病害が少なく、有機農法を実践。栽培品種はギリシャの伝統的な土着品種で、サヴァティアーノ、ロディティス、マンディラリアなど。 2007年ヴィンテージがギニス氏の初めのヴィンテージですが、その後、2009年ヴィンテージで現在のスタイルにぐっと近づきました。しかしギニス氏本人曰く、納得できたのは2015年と2017年だけだそうです。2016年に収穫されたブドウは納得がいかなかったためコペラティブに売ってしまい、自社ブランドとしてのワイン造りを行ないませんでした。2018年ヴィンテージも、夏の猛暑でブドウの質に影響があったため、コペラティブに売ってしまう可能性を示唆していたほどのこだわりです。 アテネでギリシャ最大のワイン試飲会Oenoramaが2019年4月に開かれました。そこでは、アオトン・ワイナリーが注目のナチュラルワインの造り手としてYiannis Karakasis(MW)氏から評価されています。また、ファイナンシャルタイムズ紙ではジャンシス・ロビンソン氏からも高評価を得るほど世界的な注目が集まり、今後も期待できるワイナリーです。

アオトン ワイナリー サヴァティアノ PGI2017
原産地呼称等:PGI アッティカ|色:白 容量:750ml|種類:スティルワイン|希望小売価格:2,900円(税抜)|品種:サヴァティアノ100% |JAN:5200115950190

納得のいく年しか瓶詰めされない限定キュヴェ。醸造時に極少量の松脂を添加。花梨やナッツ・ローズマリーの複雑な香り。非常に凝縮した味わい。

アオトン ワイナリー レッツィーナ PGI2017
原産地呼称等:Traditional Designation レッツィーナ オブ メソジア|色:白 容量:750ml|種類:スティルワイン|希望小売価格:3,100円(税抜)|品種:サヴァティアノ100% |JAN:5200115950206

ベースとなる白ワインは通常のサヴァティアノと同じ造り。醗酵中に通常より多い1000Lあたり、600gのレッツィーニが加えられます。松脂の香りは穏やかで豊かな風味を楽しめます。

アオトン ワイナリー ロラ2017
原産地呼称等:トラディショナル アペラシオン レッツィーナ|色:ロゼ 容量:750ml|種類:スティルワイン|希望小売価格:2,400円(税抜)|品種:マンディラリア50% サバティアノ30% ロディティス10% カベルネ・ソーヴィニヨン10% |JAN:5200115950213

ナイトハーヴェストで丁寧に収穫した葡萄のみを使い、プレス式で色素を抽出。発酵の際に少量の松脂を添加。豊かな風味を持つロゼワインに仕上がっています。年間本数4,000本。

アオトン ワイナリー マンディラリア カベルネ ソーヴィニヨン2021
原産地呼称等:アッティカ|色:赤 容量:750ml|種類:スティルワイン|希望小売価格:3,300円(税抜)|品種:マンディラリア75% カベルネ・ソーヴィニヨン25% |JAN:5200115950329

マンディラリアは濃い色調と豊富な酸とタンニンが特徴の地場品種です。カベルネソーヴィニヨンをブレンドすることにより親しみやすさと国際色を意識した素直な味わいに仕上がっています。