ドメーヌ・ド・ラ・ベギュード



1996年に設立されたドメーヌ・ド・ラ・ベギュードは、プロヴァンスのバンドールで7代続く家系の生産者です。先代の6代目は、マルゴーのシャトー・ジスクールを所有し、現在の7代目当主ニコラ・タリ氏は当時ジスクールでも醸造に従事。現在はバンドールでアペラシオンの会長職に就いています。設立当時からオーガニック栽培に注力し、2006年に認証取得(現在ユーロリーフ認証)しています。 山全体で500haの土地を所有し、ブドウの栽培をそのうちの30haで行なっています。畑があるのは標高400mの高地で、通常のバンドール周辺では標高80m程度であることと比較すると環境が異なります。日中の厳しい暑さに反して、朝晩は海から吹く風が涼しいので、ブドウ栽培には最適です。ムールヴェードルは晩熟のため、ブドウが時間をかけて熟す気候が合います。よく熟すブドウを育てるには、接木を行なう前に台木を3年間かけて育てています。 ワイン生産のうち、ロゼが半数を占め、赤が40%、白が10%の割合で、年間合計20,000~30,000本の生産量です。設備は1,000年以上の昔からマルセイユとトゥーロンの街道沿いであった修道院や僧院を利用されていて、熟成用カーヴがあるところも当時チャペルでした。
ドメーヌ ド ラ ベギュード バンドール ロゼ2019原産地呼称等:AOC バンドール ロゼ|色:ロゼ 容量:750ml|種類:スティルワイン|希望小売価格:4,600円(税抜)|品種:ムールヴェードル90% グルナッシュ10%
手摘み収穫されたムールヴェードルは畑と選果台で選果を行ない、熟した実をできるだけゆっくりと圧搾。色合いも風味も濃いロゼに仕上げています。収量/28hl/haと低収量。