今回はアズマ営業・東京のスタッフ5名で試飲しました!
藤井:今回はアズマの人気生産者「カンティーナ・ライナ」のワイン8アイテムを試飲します。新VTの6アイテムに加え、新商品2アイテムを試飲します。
①ラ・ペスキエラ・ディ・パチーノ・ビアンコ IGT 2023
藤田:トレッビアーノ・トスカーナ100%のワインで、1週間のスキンコンタクトです。
白藤:これ一番人気のワインですよね。過抽出していないところが良いですね!
市原:クルミなどのナッツ、桃など果実の中心にある核のようなニュアンスもあります。
藤井:キレイだけごシンプル過ぎないところが良いです。
白藤:果実感があって、飲み飽きしないですね。
市原:料理はカシューナッツ炒めが合いそう。
榎本:美味しそう!!
② ラ・ペスキエラ・ディ・パチーノ・ロザート IGT 2023
一同:(グラスに注いだワインをみて)おーっ!赤い!
藤井:アセロラドリンクみたいな色ですね。香りはいちごキャンディのような甘やかな香りです。
白藤:優しい!これぞライナらしいと華やかな香りですよ。果汁感もあって、素晴らしい。
市原:牛肉のタルタルも良さそうだけど、魚とも合いそう。マグロの赤身、ブリの血合いの部分とも合いと思います。
③ グレケット・ウンブリア IGT 2023
藤田:グレケット種はキレイな果実感が印象的ですが、この生産者のグレケット は旨味がしっかりとある印象です。
白藤:酵母が少し残っている感じ。
市原:酵母のニュアンスに加えて、熟した蜜リンゴのニュアンスもあるね。
榎本:確かにドラフトビール感もあります!
一同:クラフトビールでしょ!(笑)
藤井:タンニンも割としっかりとあるので、肉とも相性良さそうです。豚のリエットとか。
白藤:シャルキュトリー良いですね!
④ カンポ・ディ・コロンネッロ・ウンブリア・ビアンコ IGT 2023
藤田:ラベルにひみつがありますよね。隠し絵みたいな。
藤田:このラベルは、「木はその地で根をはり、動くことなく成長し、子孫を残し繁栄する。だから生産者自身もこの地に根差して繁栄したい。」という生産者の思いを表現したものです。
一同:なるほど。そういうことなんですね。
白藤:香りの立ち方が華やかですね。
市原:紅茶、レモンティーのような香りと味わいです。口の中で酸が広がります。
藤井:生春巻きのようなエスニックな料理と合わせたい!
⑤ ロッソ・デッラ・ゴッバ 2022
藤井:今回初入荷のアイテムです。
藤田:これが上代2900円はすごいですね。バーリューワイン!
白藤:ライナのワインって全体的に一瞬酸が強いと思わせて、実は柔らかい。このワインも同じですね。
藤井:サンジョヴェーゼ主体だけど最後にサグランティーノがちゃんと主張していますよね。
白藤:全くその通り!それ言おうと思っていたのにー!(一同:笑 )
市原:カポナータのようなトマト料理、トマトソースのパスタとも合いそう。
榎本:確かにトマト感ありますね!
⑥ レ・カンペッテ・ウンブリア・ロッソ IGT 2021
藤井:こちらはサンジョヴェーゼ、メルロー、サグランティーノのブレンドですね。
市原:先ほどのゴッバと、品種構成は似ているけど、スタイルが違うね。
白藤:落ち着いた感がある。
榎本:これはお肉が食べたくなりますー
藤田:そう言えばこの前、豚のスペアリブを作ったんですけど、これ合いますよ。少しキャラメリゼして焦げ目をつければ最高に合いそう。
白藤:アフターに感じるサグランティーノのタンニンがすごい出ています。
⑦ カンポ・ディ・ライナ・ウンブリア・ロッソ 2019
藤田:2019年ヴィンテージ。5年経っていますが、まだまだ強いですね。
市原:このワイン、いいねー!
藤田:グリルした赤身肉食べたいですね。
白藤:口の中が渋みで満ちています。
榎本:渋いけどタンニンはきめ細かいですね。
藤井:これはイノシシと合いますよ。
白藤:またサラっと言って。先週イノシシ鍋を食べたので、それ言おうと思っていたのに!(一同:笑 )
⑧ ヴェルモット・ヌメロ・ウーノ NV
藤田:最後は新商品ヴェルモットです。ベースのワインはカンペッテウンブリアロッソとペスキエラディパチーノビアンコを使っています。
榎本:食後酒として、オレンジピールのチョコレートと合わせたいです。
市原:食中酒としてはどうかな。金目鯛の煮つけとか、黒酢あんかけも合うと思う。ソーダで割るのはどうだろう。
藤田:ソーダと合わせると軽くて、華やかな香り。食前酒として飲みたいですね。
榎本:ライナのワインで乾杯からフルコースの最後までペアリングが出来ますね!
白藤:生産者が料理人だからこそのワインですね!