新着ワインが入荷しました!
ロワール2生産者、ピエモンテ2生産者のワインを改めてスタッフ皆で試飲しました。
その時の様子をまとめました。
まずはロワールワインの生産者に試飲です。
※今回は東京メンバー3人、大阪1人、福岡1人の5人です。
※この日はスタッフ一人が腰痛でお休みでした。
試飲生産者
ロワールワインの生産者編
- ラ・ブグリ(ロワール・アンジュ)
- ドメーヌ・ギヨン・バイヨ(ロワール・プイィフュメ)
ラ・ブグリの造るワイン5アイテム
- 『アンヴォレ・フロラル』シュナン・ブラン100%(アンジュー・ブラン)
- 『ルトゥルヴァイユ・アンプロヴィゼ』ソーヴィニヨン・ブラン100%(ヴァル・ドゥ・ロワール)
- 『エシャペ ア ドゥー ルー』 カベルネ・フラン85%カベルネ・ソーヴィニヨン15%(カベルネ・ダンジュ)
- 『プレジール サンプル』カベルネ・フラン85%カベルネ・ソーヴィニヨン15%(アンジュー・ルージュ)
- 『エシャンジェ・シャルルー』シュナン・ブラン100%(コトー・デュ・レイヨン)

藤田「今回は新着ワインの試飲座談会です。新規取り扱いワイン試飲会議以来ですが、改めて試飲したいと思います。まずはロワールの生産者ラ・ブグリから。
この生産者を改めて説明しますね。20年前に立ち上げ、現在4代目。180haの畑を有し、サステイナブルの認証である、テラヴィティスとHVE認証を取得している生産者です。環境保全のためでもありますが、テロワールを表現するために、夏はエアコンを使わず、冬もヒーターを使用しないという徹底ぶりです。栽培品種はシュナン・ブランとカベルネ・フランがメインです。180haのうち、60haはシュナン・ブラン、60haはカベルネ・フランです。残り60haでソーヴィニヨン・ブランやカベルネ・ソーヴィニヨンなどを育てているようです。」
白藤「180haって結構大きいけど、今まで日本に紹介されたことは無かったんですか?」
藤田「無いとのことです。今回が初めて日本への出荷。なので、今回の入荷にあたり、裏ラベルに関して細かに質問されました。さらに日本の市場なども細かく聞かれましたね!ちなみに裏ラベルにペアリングに関して日本語表記がありますが、こちらは生産者が自身で作成してくれたようです。」
白藤「ありがたいことですね」

プレジール・サンプルの裏ラベル。ワインの味わい、ペアリングは生産者が考えて日本語で記載してくれました。
- 『アンヴォレ・フロラル』シュナン・ブラン100%
白藤「フルーティーな香りがあるイメージの品種だけど、このワインはドライな味わいだね。」
藤井「リエットなどのシャルキュトリーを食べる時にこのワイン一緒に飲めば、完成しそうな印象ですね。」
佐々木「素敵な言い回しですね(笑)」
- 『ルトゥルヴァイユ・アンプロヴィゼ』ソーヴィニヨン・ブラン100%
永渕「めちゃくちゃハーブのニュアンスが感じられる。酸味もしっかりとある感じですね。」
白藤「ハーブのニュアンスが強くて、酒質も強いね。」
藤井「カチッとした印象です。とてもドライで、ロワールのソーヴィニヨンらしい味わいです。」
- 『エシャペ ア ドゥー ルー』 カベルネ・フラン85%カベルネ・ソーヴィニヨン15%
藤井「カベルネ・ダンジュのロゼですね。カベルネ・ソーヴィニヨン主体ですね。」
佐々木「カベルネ由来のタンニン感が感じられて。ほんのりと甘さがあるから厚みを感じますね」
藤田「試飲会議の時、辛口のロゼも試飲して美味しかったですよね。白がしっかりドライな生産者なので、ロゼはほんのり甘く感じるタイプに榎本さんが強く推してましたね。」
白藤「この甘さがあるから、塩味感じるパテと合わせたいね!」
- 『プレジール サンプル』カベルネ・フラン85%カベルネ・ソーヴィニヨン15%
藤井「きれいな酸味とタンニン感が感じられますね。北の産地なので、もっと酸味が強いかと思ったけど、まろやかで心地よいです」
佐々木「フランの青みも感じますが、ちょうど良いです!美味しい!」
- 『エシャンジェ・シャルルー(コトー・デュ・レイヨン)』シュナン・ブラン100%
永渕「結構きれいな飲み口ですね。濃厚な甘さというよりは、するっと飲めるちょうどいい甘さ。食後酒だけでなく、シチュエーション次第では食中酒としてもいいかもしれないです。」
白藤「コトー・デュ・レイヨンだけど、貴腐は使ってないのかな?さらっと飲めるね」
藤田「生産者に聞いたところ、貴腐のついた葡萄もしっかり使っているそうです。」
藤井「滑らかな味わい。レイトハーベスト主体だと思うな」
ドメーヌ・ギヨン・バイヨの造る2アイテム
- プイィ・フュメ
- プイィ・フュメ・レッセ

藤田「続いては同じロワールですが、もっと上流のプイィ・フュメです。
2024年に現当主に代わり、ワイナリー名も一新したようです。2023年当時は前オーナーの元で働いていたそうです。また、ワイナリー自体の歴史は長く、1770年まで遡ることができるようです。現在オーガニック農法に移行中です。この生産者が造るワインはプイィ・フュメとプイィ・シュル・ロワールのみ。シャスラ100%ワインですね。試飲会議の時、泣く泣く採用を見送りましたね。きれいな味わいで美味しかったですね。」
永渕「アズマとしては美味しい「シャスラ種」は外せないので、今後に期待ですね!」
藤田「試飲するワインはプイィ・フュメとプイィ・フュメ・レッセです。ここでは前者をスタンダードキュヴェと呼びますね。スタンダードキュヴェとレッセの一番の違いは熟成方法です。スタンダードキュヴェはステンレスタンクを使用し8か月熟成、レッセは卵型のコンクリートタンクで10か月間熟成し、より滑らかな味わいを表現したようです。
藤田「まずはスタンダードキュヴェから。とてもきれい。ロワールの澄んだ情景が浮かぶね。」
永渕「あら、」
佐々木「この表現は見習わないとですね。(笑)」
藤井「ではレッセを飲んでみましょうか。うん、とてもスムースな味わい。同じくきれいな味わいだけど、より洗練されている感じ。」
白藤「昨今のサンセール、プイィ・フュメの状況を鑑みるに金額面でも秀逸ですね。素晴らしい!」

ラ・ブグリの商品情報はこちら↓
ドメーヌ・ギヨン・バイヨの商品情報はこちら↓
今回は入荷のタイミングもあり、座談会では試飲できませんでしたがラングドックの新着ワインもあります。
メゾン・ブルーノ・アンドリュー
お試しください!


