ルーマニア・ドナウデルタ地区の生産者La Sapata Crama Delta Dunariiのロベルト・フィリポ氏がオフィスに来てくれました!
イタリア出身のフィリポ氏は2009年にルーマニアに渡り、ラサパタを創業しました。ルーマニアでのワイン造りは16年ほどですが、ワイナリーが家業であり、イタリアの地では40年以上ワインを造っています。
ルーマニアでのワイン造りのきっかけは、友人(現ビジネスパートナーのピエロニ氏)がルーマニアに引っ越し、ワイン産地としてのポテンシャルを教えてくれたからだそうです。 現在ルーマニアのオーガニックワインの魅力を世界に向けて発信し続ける精力的な生産者です。 営業スタッフに向けて、改めてワイナリーについて教えてもらいました。
【産地・ワイナリーについて】 ワイナリーは黒海に近いデルタ地区です。河口に位置し、海も近いエリアで湿地多い場所ですが、畑は50-100mの丘の上に位置し、さらに土壌は砂質で石灰岩土壌。薄い表土の下には花崗岩の岩石がある水はけのよいエリアです。 ワイナリーでは馬3頭、ガチョウ200羽、ロバ2頭、犬5匹を飼い動物と共存しています。アグロフォレストリー(Agroforestry)と呼ばれる取り組み(農業と畜産業、林業などを組み合わせてシナジー効果をもたらす)、農業面での生産性を高め、環境保全にも繋がります。
【ワインについて】
今回は白ワインと赤ワインを1アイテムずつ紹介してくれました。

白ワインはフェテアスカレガーラ2024VTです。
「高貴な乙女」と訳され、とてもフルーティーな品種として有名です。 グラスに注いだ瞬間から花のような香りが広がりました。2024VTはここ数年の中では特に柔らかな果実感を楽しめる年になったようです。香りは豊かで、アカシアや白い花のニュアンスを感じます。口に含め鼻から抜けた際に感じる香りには洋ナシや白桃のような上品な果実が感じられました。

赤ワインはバベアスカ・ネアグラ2023VTです。
こちらは「黒い貴婦人」と訳される品種です、香りはフレッシュな赤系果実のニュアンスがメインで、口に含めた第一印象はとてもエレガント。ただ、後半にタンニンが感じられるようになりました。
なかなか骨のある貴婦人を思わせます。2023年はブドウの個性が特に強く出る年だったようで、果実感に加え、タンニンも楽しめました。

セミナー当日は残念ながら欠品中で一緒に試飲できなかったフェテアスカ・レガーラ・オレンジ2024VTが2月末に入荷予定です。

フィリポ氏曰く、「オレンジワインらしくとてもリッチな味わいだけど、品種の個性でもあるフルーティーさも感じられる」とのことです。
入荷したらこちらもぜひ試してみてくださいね!
藤田
生産者情報 ラ・サパタ・クラマ・デルタ・ドゥナリ

